UI/UXのスキルよりも必要とされる、Webデザイナーの5つの特性

今回のブログは、実績はまだないけれど、優れたUI/UXデザインのスキルを持ち、新たに仕事を探しているというデザイナーの方に向けた内容です。スキルや知識は基本に過ぎないことを忘れないでください。あなたの未来の雇用主となる人の目を引くために、以下の5つの特性をスキルにプラスして、自分自身を差別化しましょう。

 

特性 1: 好奇心旺盛で、常に「なぜか?」と問うこと

まだUI/UXデザイナーとしての経験が浅い人にとって、知識を増やすための最善の方法は、好奇心を持ち、常に「なぜか?」と問うことです。そうすることで、デザインだけでなく、それに付随するすべてのことへの理解が深まります。

 

特性 2: 応募しようとしている企業の価値観を理解し、自分の価値観と共通点があることを確認する

あなたのパートナーとなるのは、将来の上司や人事部長、デザインチームかもしれませんし、もしくはクライアントかもしれません。10人デザイナーがいる会社で働くのと、2人しかデザイナーがいないチームで働くのとでは環境も体制も異なりますから、応募しようとしている企業とその価値観を理解することは、特にスタートアップ企業の場合には非常に大切です。あなたの価値観と、目標に合っているかどうかを確認してください。

 

特性 3:UI/UXデザインのスキルに加え、自分自身の価値観を理解する

あなたが企業にもたらす価値観こそが、その企業が重要視しているものであり、あなたのUI/UXデザインのスキルと同等、あるいはそれ以上に評価されます。、繰り返しになりますが、自分自身の価値観を理解することでその企業があなたに合っているかどうかを確認するよう心がけましょう。

 

特性 4:フィードバックを率直に聞く

アクティブリスニング(積極的に傾聴すること)は、人との関係を築くための重要なスキルの一つです。仕事だけでなく、勉強や日常のコミュニケーションにも大いに役立ちます。アクティブリスナーになるためには、日頃から練習をする必要があります。上司だけでなく、同僚や周囲の人たちにも敬意を示しましょう。発せられているメッセージに集中し、重要でない問題は無視し、「特性 1」でお話ししたように、好奇心と疑問を持ち、質問をしましょう。そうすることで、相手が伝えようとしていることへの理解が深まり、改善につながります。

 

特性 5:自分が焦点を当てようとしている分野と専門性がどこにあるかを知り、それを明確にする

学習やキャリアのための焦点と目標を持つことが大切です。あなたと一緒に働くシニアデザイナーは、あなたが「すべてに精通していること」を期待していません。例えば、A/Bテストについて知らない場合には、正直に、「まだよく知らないけれど、その分野に集中していきたい」と伝えましょう。それは、新人デザイナーとして道理にかなった答えで、「何でも知っている」と言う態度よりもはるかに信頼性があります。

たとえば、あなたがユーザビリティテストではなく、UI/UXデザインに優れていることを上司に明確に伝えることができれば、彼らはより簡単にあなたを評価し、どのポジションが適しているかを判断することができるようになります。

スキルや知識の重要性を否定するつもりはありませんが、新しい扉を開けて経験を積むための最良の方法の1つは、好奇心旺盛で、オープンになり、学ぶのをいとわないことです。

未来の雇用主がその姿を理解してくれたなら、最初の仕事に就くチャンスはすぐそこまで来ているといっても過言ではないでしょう。

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